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デザイン
移ろいゆく景色や、日々の暮らしのなかでふと出会う小さな幸せや美しいものたち。
それらを、忘れないように。失くしてしまわないように。
私たちは、ジュエリーというかたちにそっと留めています。


― 忘れたくないものを、かたちに
四季の移ろいに心を寄せ、着想を得ることが多くあります。
季節を彩る花々や小さな虫たち、木々の揺らぎや風のにおい。
豊かな自然が見せるささやかな営みのなかに、美しさの種が息づいています。
ただ、ただ目に映る姿をなぞるのではなく、
五感で感じた空気や、その瞬間に心にふわりと生まれた感情までも、
そっとすくい取り、かたちに映すことを大切にしています。

― 立体が描く、奥行きのある佇まい
NOLVIAのジュエリーは、平面的な造型ではなく、
動きや奥行きを持たせた、立体的な表情をもつデザインが特徴的です。
モチーフに命を吹き込むように、光の通り道や陰影の表れ方まで緻密に計算し、
どの角度から見ても、心にふれる美しさを感じていただけるよう、一つひとつの輪郭を整えています。
その有機的なラインは、自然の中にあるもののようにやわらかでなめらか。
身に着ける方の肌にすっとなじみ、ごく自然に寄り添うように──
そんな佇まいを目指し、細やかな調整を重ねながら、
丁寧に、じっくりと形づくっています。

― 息を吹き込む
ジュエリーにとって、光と影は欠かせない存在です。
光の入り方、影の落ち方ひとつで、その表情は繊細に、あるいは大胆に姿を変えます。
光と影の移ろいが、奥行きのある美しさをそっと引き立ててくれます。
纏う方の仕草や、時間帯、光の加減によって、ふと新たな一面が立ち現れる。
そんな楽しい瞬間が、日々に訪れますようにと願いながら、設計を練っています。

― 凛として、たおやかに
NOLVIAのジュエリーを纏う姿が、ごく自然にたおやかに映るように。
そしてその佇まいに、凛とした静かな品格がにじむように。
そんな想いを込めて、一つひとつのデザインに心を尽くしています。
着飾るためだけでなく、
その日そのときの心に、小さな悦びを灯したり、
自分をそっと誇らしく感じられたり、やさしい気持ちになれたり。
そんなふうに、心にそっと触れるデザインでありたいと願っています。